2-1.成形する |
(1)手びねりで成形する |
手びねりで成形する方法としては、タタラづくり、紐づくり、玉づくり、くり抜きと色々な方法がありますが、目的とする作品により手法を選びます。 |
●手でタタラを作る |
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●手ろくろを使う |
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タタラ(板状粘土)を作り、縁を加工して皿状の作品を作るのはもちろん、丸めて筒状の成形をしたり、貼り合わせて箱型の作品を作ったり多用途に使います。 |
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玉づくりやくり抜きで成形するにも、作品の向きを変えるには手ろくろを使うと作業がしやすくなります。 |
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●機械でタタラを作る
大量にタタラ(板状粘土)を作るには、タタラ機を使うと非常に楽です。 |
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●ひもを作る
紐を作り、その紐を上にぐるぐる積み重ねて成形してゆく方法は、大物の成形に向いています。
均一な太さの紐を大量に作るには、紐作り機を使うと便利です。
手で作る場合はソフターを粘土に少量添加すると、細い紐でも切れずにきれいに仕上がります。 |
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(2)電動ろくろで成形する |
陶芸といえばろくろ成形をしているところをイメージする方が多いように、ろくろは焼き物づくりには欠かせません。
なかには伝統的な蹴ろくろを使う作家もいらっしゃいますが、なんといっても電動ろくろは操作が楽ですし、大物を作ったり、たくさんの作品をつくるには最適なため、現在の陶芸では主流となっています。 |
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●電動ろくろを使う |
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電動ろくろも性能によって多数のバリエーションがありますので、自分の使用頻度と作りたい作品の大きさに応じて、適したモデルを選びます。
基本的には、モーターの馬力とテーブルの大きさ、クラッチをフリーにして手ろくろとして使えるかなどが選択のポイントです。 |
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