2-4.成形する |
(3-3)小道具を使い成形する |
●トンボを使い口径・深さを測る |
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作品の口径や深さを測るにはトンボを使います。
揃い物の作品を作る時には、トンボを当て目的のサイズに仕上がっているかを調べます。 |
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●木製パス(外パス)でサイズを測る |
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作品の外径を測るには、木製パス(外パス)を使用します。 |
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●トースカンで高さを測ったり、線を入れる |
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作品の高さを測ったり、けがき線を入れたり、中心を出すのにトースカンを使います。
トースカンは曲尺スタンドと組み合わせて使うと便利です。 |
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●印花を使い装飾を施す |
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主に象嵌(ぞうがん)という装飾技法をおこなう時は、模様を彫ってもよいのですが、印花を使うと便利です。
成形した素地が半乾きのうちに、印花で刻印をし、素地とは異なる化粧泥を埋め込んで模様を描く三島手という技法が有名です。 |
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●ポンスや型抜きをで装飾を施す |
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作品に装飾として丸い穴や形のある穴を開けるのには、ポンス・型抜きといった道具を使います。
茶漉しポンスは、急須の茶漉し部分の穴を開けるのに使われます。 |
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●切り糸を使い作品を切り離す |
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ろくろ成形で作品を切り離す際に、切り糸を使います。
粘土やタタラを切る際にも、切り糸や切り針金を用います。 |
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(4)石膏型を使い成形する |
同じ形状の作品を多数作りたいときは、石膏型を使って手押し又は鋳込みで作品を成形します。 |
●手押し用石膏型を使い成形する
まず作品を作り、そこから石膏型を自作してもよいのですが、市販の石膏型を使うと非常に楽ができます。 |
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●鋳込み用石膏型を使い成形する
市販の石膏型を使うという意味では手押しと同じですが、手押しよりは立体的で、美しい形状の作品が得られます。 |
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