制作工程

1.粘土を準備する 2.成形する 3.作品を乾燥させる
4.素焼し作品を焼き絞める 5.釉薬以外の化粧を施す 6.釉薬を掛ける
7.作品を本焼きする 8.焼成後の作品のメンテナンス  
9.陶芸焼窯のメンテナンス    


6.釉薬を掛ける
(1)釉薬を自分で作る
●釉薬の原材料を選ぶ  
市販の釉薬でなく自分で釉薬を作りたいという上級者のために、陶芸.comでは幅広く釉薬原料を用意しておりますので、オリジナルの釉薬作りにチャレンジしてみて下さい。
この工程で使用する商品
釉薬着色剤 基礎原料類(長石・珪石)
着色土石類 木灰・ワラ灰
釉薬添加剤 釉薬媒溶剤

●釉薬を調合する
昔は釉薬の配合は秘伝とされ、独自に工夫して作るしかありませんでしたが、現在では代表的な釉薬の配合方法は本に載っており、だれでも比較的簡単に釉薬を配合できるようになりました。
但し、原料が天然のものは品質のムラはありますし、原料の粒子を擦って揃えたりといった釉薬に関する基本的な知識がないと、失敗も多くなることは否めません。

この工程で使用する商品
ポットミル機 のり剤・溶媒剤
沈殿防止剤・解固剤
(2)購入した釉薬を使う
●釉薬を選んで購入する

市販の釉薬には沢山の種類がありますので、自分の技量と作りたい作品及び、使用する陶芸窯の性能に応じて釉薬を選びます。
釉薬には液体タイプと粉末タイプがありますので、お好みのものをお選びください。
また、粉末タイプの中にはあく抜きや磨りをしなければ、使えない上級者向けのものもあります。

この工程で使用する商品
液体釉薬 粉末釉薬
●釉薬を攪拌して整える
釉薬は原料の粒子を擦って良く揃え、水に溶いて攪拌して使用しますが釉薬の種類によって、取扱の難易度が違います。
初級・中級者にとって比較的扱いやすいのは液体釉薬で、出荷時は濃度調整もしてありますので、沈殿を解消するために、攪拌するだけですぐ使えるように調整されています。多少濃い目に作ってありますので、お好みで濃度を調整することも可能です。
粉末釉薬も成分の粒子が揃えてありますので、所定の水を加えて攪拌するだけで、良く発色するように調整されています。
上級者向けの粉末釉薬は、原料の粒子に粗い粒子も混じっておりますので、粒子を揃えるために、乳鉢やポットミルで良く擦ってから、所定の水を加えて攪拌して使用します。
窯変釉薬のため、焼成方法によって微妙な風合いの作品が得られます。
この工程で使用する商品
釉薬攪拌機 上薬容器
乳鉢 のり剤・溶媒剤
ふるい 沈殿防止剤・解固剤
(3)釉掛けをおこなう
いよいよ釉薬を作品に掛けますが、釉掛けの方法には何通りもの方法があります。
●浸し掛けで施釉する
釉薬の中にズブリと浸す方法で、初心者でも比較的失敗がなく均一に釉掛けできます。
装飾手法として釉薬の掛からない抜きの部分を作るには、陶画のりや釉抜き剤を使います。
この工程で使用する商品
釉掛けハサミ・柄杓 絵付け用小道具
絵付け・釉掛け用具セット 釉抜き剤
 
●流し掛けで施釉する
浸し掛けできない大皿などは、回しながら柄杓で釉薬をかけて施釉します。
柄杓を使い、釉薬で流し描きの装飾を画く手法も用いられます。
この工程で使用する商品
釉掛けハサミ・柄杓 絵付け用小道具
絵付け・釉掛け用具セット 釉抜き剤
 
●吹き掛けで施釉する
壷などの大物や手で持ちにくい作品は、霧吹きで釉薬を吹きかけて施釉する方法があります。
吹き掛けは、吹き付け量の加減でグランデーションやぼかし的な施釉をすることも可能です。
この工程で使用する商品
霧吹き 絵付け・釉掛け用具セット
エアコンプレッサー 絵付け用小道具
釉薬スプレーブース 釉抜き剤
●塗り掛けで施釉する
釉薬を筆で掛ける方法もありますが、どうしてもムラになり易く一般的ではありません。
この工程で使用する商品
ダミ筆 絵付け・釉掛け筆セット
竹刷毛・平刷毛・平筆 絵付け・釉掛け用具セット
面相筆 絵付け用小道具
彩色・呉須筆 釉抜き剤
 
●高台についた釉薬を剥す
施釉が終わったら、焼成時に棚板などにくっついてしまわないように、高台部分や底についた釉薬は釉はがし刷毛やスポンジを使い丁寧に取りのぞきます。
この工程で使用する商品
釉はがし刷毛・スポンジ

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