本焼きの時間について教えてください。   かまたきさん

何人かのセミプロに聞いたところ、「本焼きはじっくり時間をかけて焼くべきだ。」「温度と時間を掛けた総カロリーが多い方がいい。」といいます。
ところが私が電気窯を買った製造元の社長は「絶対にそんなことはない。釉薬が溶ける温度を十分に与えれば時間は関係ない。昔の窯は温度を上げるのに時間がかかっただけだ。」といいます。化学的なことはよくわからないので両方試してみました。なるほど12時間かけて焼いた時と、5時間で焼いた時と素人目には差がわかりません。5時間の方が電気代は半分くらいでした。プロが見たら本当は違うのかどうか、どなたか解説していただけませんか。


Re:本焼きの時間について教えてください。   hisatsugu1002さん

専門は工業炉ですが、陶芸も同じ理屈ですので 書かせてもらいます。はっきり言わせてもらえれば、社長が正解だと思います。 その昔 煉瓦やキャスターという耐火材を暖めて爆裂防止をするのに、登り窯は時間がかかり そのなごりでしょうか時間をかけてゆっくりと昇温したり保温するくせが残っているのだと思います。今の耐火材については1200度くらいではびくともしない素材の物もありますが、残念な事に市販されている窯の耐火材は安い物ばかりです。尚 煉瓦等がひび割れしても補修ができますので、短時間で焼くのが ロスが少なくて済むと思います。電気窯等の補修については又 あらためて。 がんばって下さい。


Re:本焼きの時間について教えてください。   カリスマのタツさん

私が電気窯での焼成経験からいうと、焼成時間の問題は粘土と
釉薬によって違うように感じています。
信楽の土を使えば5時間程度でも歪みは出ないかとは思います
が、土によっては5時間で焼いたら歪みが出てしまうものを、
9時間ぐらいかけて徐々に焼くとうまくいくケースがあります。
また、冷ましも8時間で冷める輸入の窯で奇麗に焼けるものと、
急冷すぎて貫入が入ってしまう釉薬があります。
たぶん、ほとんど5時間で焼き、8時間で冷めても大丈夫なの
でしょうが、粘土や釉薬によっては9時間かけて焼き、その倍
の時間をかけて覚ました方が良いものがあるということなので
はないでしょうか。
但し、間違いなく総カロリーをかけたほうが、粘土の焼き締ま
りはしているため、短時間で焼いたものより手の甲でたたいた
時に澄んだ音がします。
焼締めの備前なんて、低温で何十時間も焼くのはそのためなんで
しょうね。
プロの方は、極力失敗する可能性をなくして、自分の作品を最高
の状態で焼きたいから時間をかけるのであって、アマチュアの方
なら5時間で焼けるなら、そのほうが時間的にもコスト的にも確
かにお得だと思います。


Re:本焼きの時間について教えてください。   かまたきさん

hisatsugu1002さん、カリスマのタツさん、ありがとうございました。んーん、ナルホド、プロは限りなく成功率を高めるために安全を選ぶ、アマはそこそこの出来でいいから早くやけばいい。違いのわからない者は簡単にやればいい。ということですか。


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