電気窯での還元焼成について   陶苦労さん

設置条件を考えると電気窯しかないかなと思うのですが、電気窯での還元焼成の可能性について調べたところ、@さや鉢に木炭等を詰めて焼くA還元剤を入れて焼くB焼成室にバーナー炎を入れる構造の電気窯を使う。C焼成室の他に燃焼室があり、これにバーナー炎を入れる構造の電気窯で焼く、などがあるようですが、いわゆる「還元焼成」を期待できる程度はどんなものなのでしょうか。Bになると、窯の値段も相当UPして来ます。出来るだけ安価で且つ還元らしき事が出来たらと思います。経験論からのアドバイスが頂きたい。又、還元をやるとヒーターの寿命が短くなるようですが、どの程度のものでしょうか。


Re:電気窯での還元焼成について   ナムさん

こんばんは 
まず、どこに窯を設置しますか?設置場所によっては使えない構造の窯があります
バーナーを使用すると、一酸化炭素と煙に近いガスが出るからです。
ヒーターの寿命は多少短くなりますが焼き方によります


Re:電気窯での還元焼成について   陶苦労さん

早速の対応ありがとう御座います。
設置場所は、1.5M角程で、間口開口の物置を考えています。床はコンクリート、壁面と天井は鋼鈑製です。


Re:電気窯での還元焼成について   ナムさん

この設置場所でしたら、バーナー用でも大丈夫ですね
どうしてかというと、バーナーの場合は窯から炎が噴出すからです
窯の値段からすると、バーナー用は本格的で高価ですが一窯全部還元になります
サヤを使う方法だと、サヤの中だけが還元になりますので、安価の窯でも出来ます


もう少し教えて下さい   陶苦労さん

とすると、さや鉢を使った場合とバーナー炎を使った場合とでは、還元の効果としては同じようなものと考えたらよいのですか。又、さや鉢に入れたものと、そうでないものを同時に窯に入れた場合には、酸化と還元の同時焼成が出来ると考えればよいのですか?お手を煩わせて申し訳ありませんがこの点もご教授下さい。


Re:もう少し教えて下さい   ナムさん

厳密に言えば違うと思います 一品制作でしたらサヤを使った方が金額的にも安上がりですが、揃い物や量焼くときにはサヤは向いていません
サヤを使いますと酸化と還元がひと窯で出来ます。つまり酸化の窯の作品の中にサヤで還元作品を同時に焼成します


Re:もう少し教えて下さい   陶芸.comのhiguchiさん

さや鉢を使った焼成方法で非常に参考になる本が、誠文堂新光社から出版さ
れている「焼締焼成の裏ワザ」という本で、これは灯油窯・ガス窯を使った
焼成の参考書ですが、原理はそのまま電機窯のさや鉢焼成にも応用できると
思います。
電機窯の還元は結構難しく、ガスの炎を横の孔から炉内に吹き込むタイプは
慣れないと、作品の片側だけ還元がかかり、半分色の変わった作品ができや
すいです。
ガスの炎を下の還元室に送り込み、炉内の底の孔からガスを送り込む構造の
窯のほうが均一にはかかります。
但し、電機窯の還元は弱還元(中性炎)で、それほど強くはかかりません。
さや鉢に入れると、その鉢の中だけで還元状態になり、炉内のその他の部分
は酸化のままですから、ヒーター線の劣化を早める心配はありません。
電機窯のヒーター線の劣化は、還元の炎を入れると酸化焼成の2〜3倍は
劣化を早めるといわれておりますので、最近はさや鉢で楽しむ方が多くなっ
ています。


ナムさん樋口さんありがとう   陶苦労さん

お二人のアドバイスで、最も疑問におもっていた事の解決が出来ました。本当にありがとうございました。


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