ねらしじかんについて?   ほりうちさん

釉薬は石灰透明・黒天目・白天目・萩・青白磁・トルコ青・月白・あめ・鉄織部・を使っていますが、ねらし時間の事が良く分かりません。窯は電気窯です。温度は1230度位のセットです。釉薬によってねらしの時間が違うんでしょうか?品物の厚みなど・又土によっても違うんでしょうか?素焼きの時のねらし時間についても宜しくお願いします。


ねらし時間を決めるいろいろな要因   アルシーヤさん

はい、そうですね、厳密にいえば、釉薬や土によってねらしの時間は変わると考えていいと思います。たとえばガスの発生が特に多い釉薬や土があります。その場合は、ねらし時間を長くすることによって、釉表面にひらいているガスの抜け穴(ピンホール)をよりふさぐ効果が期待できます。ご相談の「品物の厚み」ですが、こういったガスの発生が多い素地では、もちろん厚ければ厚いほど、ガスの発生量は総体的に多くなると考えられます。

ついで、ねらし時間に関係するほかの要因としては、「釉の粘度」があります。釉によっては、溶けた状態に至ったときに「粘度が高い」ものがあり、そういった釉は「流動しない」のでガスの抜け穴が埋まりにくいわけです。一般に黒天目釉や志野釉のような長石の多い釉薬がそれにあたりますので、平滑な釉面を望むのであれば、この場合もねらし時間を長めにとるといいと思いますが、かといって、柚子肌天目や志野釉のようにかえって平滑な釉面を望まない場合もあるわけですから、なにがなんでもねらし時間が長ければいいというわけではないんですよね。また、アメ釉やトルコ青釉は、どちらかというと逆に粘度が低めなものが多いと思いますので、ねらし時間が長すぎると、釉が流れてしまう危険性があります。

ねらしの必要性は、このほかにも、「多くのばあい窯の上下で温度差があるので、これをできるだけ縮める」という理由もありますから、そこまでを視野にいれるとなると、お使いの電気窯の上下の温度差がでれだけあるか、ということも考えてねらし時間を決めなくてはならなくなります。

ご相談の文面のように、いろいろな釉薬をごちゃまぜで窯を焚くときは、ひとつの釉に合わせたねらし時間を設定することはできないということになりますね。

素焼きでは、釉の反応を考慮する本焼きとは異なり、ねらしの必要性はまずありません。窯の上下の温度差が100度もないかぎり、所定の温度に達したらねらしなしで電気を切ってしまっていいと思います。以上です。


ねらしじかんについて?   ほりうちさん

アルシーヤさん有難う御座います。経験を積むしか無いとゆう事ですね。色んなパターンがあるので決められないですね。色々経験してみます。 それからアルシーヤさん・みちこしさん改めて有難う御座います。前に質問した釉薬が寄り集まる件ですが、問題の釉薬に水を加えて薄めた所綺麗に(ただし白く白天目みたいでしたが透明釉薬になってしまいました)釉薬が付きました。土も変わってはいまが・・・。それと石灰透明釉薬を3割ほど加えたのが綺麗な釉薬の色(透明だから色は無くて下地の土色が綺麗に見える)になりました。透明感が良いとゆうのでしょうか。


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