友達に釉薬のことを尋ねられて どういう風に答えたらいいか わからなくなってしまったので 教えてください。
マット釉というのは 光沢がない(つや消し)釉薬ですよね。
感覚的に マットというのは 不透明な気もするのですが、透明のマットという分類は ありえますか? (たとえば すりガラスみたいな?)
透明と不透明釉の見分け方は どうすればいいのですか? 下絵具が透けて見えれば 透明? う〜む。わからない。
初めまして。
一般的には、透明に透けて見えない釉薬を総称して『マット釉』という場合が多い様です。
正確に言うと、すべての釉が「つや消し」な訳ではありません。
釉薬をマットにする方法はいくつかあります。
1)解ける温度設定を高くして生焼け状態にする。この場合表面がつや消し状態になります。
2)釉薬を溶かす役目の原料(アルカリ土類)にマグネサイトやバリウム等の白濁させる(結晶化)性質を持つ物を使う。この場合必ずしも表面がつや消しになるとは限らない。
3)アルミナ系の原料(カオリンや蛙目等)を増やしてマットにする。この場合、表面がつや消しになることが多い。
4)藁灰等を入れて白濁させる。これは溶解しにくい珪酸系の原料が残る。藁白などがこれ。表面は必ずしもつや消しにならない。
5)ジリコン等、釉を白くする添加剤を入れる。
などが、代表的な例です。
よーく見ると、同じ白っぽい釉薬でも質感が違うのがわかると思います。
それぞれ、雰囲気が違いますので、いろいろ使い分けてみると面白いと思います。
簡単な調合で、たとえば長石90:土灰10は白のすりガラスっぽい、いわゆる志野釉に近く、長石70:土灰30で透明釉、長石60:土灰40で失透、さらに長石50:土灰50でセミマット、さらにさらに長石30:土灰70は表面がガサガサでした。微妙な調合比率で変わりますので、自分の好きな感覚で楽しんで良いのでは?。
上記に黄土等の粘土を20%いれると茶色のマット、もしくは灰を多くする事でいわゆるマットと僕は理解してますが?我流なので間違ってたらスミマセン。
コメント 入っていて 嬉しかったです。
t-suzukiさん、みちこしさん ご丁寧な解説 ありがとうございます。
あれから いろいろ調べた結果 透明-半透明-不透明という分類と
光沢-半マット-マットという分類は 別ものであると 理解しました。
でも 結局は これは 単なる理論であって、実際には どんどん テストしてみて 自分のめざす質感を使い分ければいいのですよね。 うん、うん。
t-suzukiさん、みちこしさんのコメントしてくれた 方法を 試してみたいと思います。
どうもありがとうございました。