粘土

土鍋・火鉢など直接火に当てるようなものを作る場合、30％程度混入します。

従来の粘土と収縮をあわせてありますので練りこみも簡単に行え、色素地を楽しむ創作用として最適です。

キメが細かく、数ある備前土の中でも扱いやすい粘土です。
田土を基本にしているため、高温焼成には向きません。

窯詰め時作品の底に敷き、釉薬のくっつき止め(より土)として使用します。
また、セーゲルコーン立て、とち、さやの製作などにも使われます。
焼成温度目安・・・1300℃前後

長石の1～3ｍｍ前後の粗い粒で、土に混ぜると「石はぜ」がでます。

一般の磁器粘土に比較して、透明感はもちろん焼成色がより白く、造り腰、焼き腰も強く、貴重な原料を細心に製造した特選品です。

伊賀黒木節・瀬戸産白蛙目・信楽産特級長石等をベースにした粘土です。
焼き上がりは黄緑色です。（桜土の色違い）

昔から萩焼同様に茶器として好まれる唐津焼の土で、焼き上がりは赤みを帯びた灰色です。

ペタライトとシャモットをふんだんに使用した粘土で、従来の鍋土に比べ、より高温で焼成可能です。
色合いは白～火色
※釉薬の発色が他の土に使用した場合と比べ、かなり変化し、概ね、マット状になります。
焼成見本は酸化1240℃電気窯、還元1240℃ガス窯で焼成。
石灰透明釉を掛けてあります。

伊賀黒木節・瀬戸産白蛙目・信楽産特級長石等をベースにした粘土です。
焼き上がりは桜の花びらにも似た薄い桃色です。（萌黄土の色違い）

黒泥荒目土を若干細かくした土で、扱いやすさと風合いを兼ね備えた粘土です。
焼き上がりは、深みのある、やや赤みがかった黒色です。※28メッシュ・大きさ約0.6~0.7mm程度

茶素地に黒雲母が混入されており、焼成すると御影調にでます。

耐火度の比較的ある土で、ザックリとした白めの仕上がりになり、大物に向いています。

釉薬を使わず自然の土味を楽しむ土で、炎色の自然発色が独特の風合いを生み出します。
特に、手びねり用粘土としての、適性を考慮して厳選した粘土です。

コバルト等が入っているため、酸化・還元どちらでも素地は黒く上がります。

黒陶荒土同様ですが、還元での焼成では透明釉の部分が、やや緑がかった黒になります。

天草陶石100％使用し、スタンパー（杵と臼）での破砕製粉で作られていおります。
最高温度を4時間位キープするのがベストです。

焼き縮みが少なく、素朴な仕上がりが期待できる土です。
一般的な五斗蒔赤土の砂入りで、薪窯の焼成では備前風に仕上がります。

酸化焼成で呈色が白く、細かい貫入が入りやすい。小物向き。

焼成見本は酸化1240℃電気窯、還元1240℃ガス窯で焼成。
石灰透明釉を掛けてあります。

薄グレーの呈色に、硅長石粒・黒雲母を混入しており、御影調に焼成できます。

呈色は白く、可塑性が大きいのが特長です。
きめが細かいので、食器全般に使用できます。
焼成見本は酸化1240℃電気窯、還元1240℃ガス窯で焼成。
石灰透明釉を掛けてあります。

信楽の赤土としては荒目で、大物向けの独特の風合いを持った土です。
焼き上がりは一般的信楽赤土より、赤が濃い目に出ます。

信楽赤土としては特にキメが細かく、水ひ土に近い絹のような風合いが期待できます。
焼き上がりは温かさの残る赤色に仕上がります。

粗目の土で、中～大物向きです。
少し黄色みが入るのが特長です。
焼成見本は酸化1240℃電気窯、還元1240℃ガス窯で焼成。
石灰透明釉を掛けてあります。

白素地に黒雲母が混入されており、施釉して還元焼成すると御影調にでます。

釉薬を使わず自然の土味を楽しむ土で、還元焼成で炎色がでやすく、素朴な風合いを生み出します。
一般的に出回っている古信楽粘土よりは、やや荒目で大物向きです。

釉薬を使わず自然の土味を楽しむ土で、還元焼成で炎色がでやすく、素朴な風合いを生み出します。
一般的な古信楽粘土です。

釉薬を使わず自然の土味を楽しむ土で、還元焼成で炎色がでやすく、素朴な風合いを生み出します。
古信楽粘土としては、最も細かく扱いやすい粘土です。

焼き縮みが少なく大物に使用できる土です。
昔から茶陶として使われてきた土で、志野・織部などの釉薬が良く映えます。

標準的なキメ細かさの信楽赤土で、赤土の特徴である自然な焼け幅が出ます。
焼き上がりは赤が薄めで、比較的焼き締まります。

楽焼に最適な、急熱急冷に強い土です。
含有成分から少しザラつきがありますが、成形は難しくありません。

鍋土としては最適です。
土そのものは荒目で余分な物は入っていないため、いろいろな色使いが可能です。

淡い赤色で鍋土としては最適です。
土そのものは鍋赤土同様余分な物は入っていないため、いろいろな色使いが可能です。

この粘土の粒子の細かさや粘性は、手びねり粘土に求められる条件を満たし、非常に使いやすくできています。

韓国カオリンが主原料で薄い赤色がついています。
耐火度も十分あるため、薪窯などではその特徴が良く出ます。

酸化焼成では素地は特に白く、非常にキメ細かい貫入が入り、絵付けなどでは良く映えます。
中性炎での焼成では素地は淡青色になり”ふ”（御本）がでますが、それには1120～1200℃位が良いでしょう。