- 鋳込み用液状粘土(泥しょう)の調整剤です。
素地を強化し、なめらかに仕上げる効果があります。
- 鋳込み用泥しょうのつくり方
鋳込み用泥しょうとは、粘土・水・珪酸ソーダの 三者を
よく混合撹拌した液状の粘土の事です。
●水の量は粘土の水分によって変える必要があります。
(例) 普通の練り粘土の場合…5~10%
半磁器粘土(プレス品)の場合25~35%
●粘土は一度に多く入れずに、細かくしたものを少量ずつ
水に混ぜ込んでゆきます。
●珪酸ソーダの量は粘土100に対し0.3~0.5%で必要量を
ぬるま湯で溶いて少量ずつ加えます。
●練り粘土は完全に溶けるまで時間がかかります。
●固くなってしまった粘土は、いったん白く乾燥させてから
粉砕し、水に戻せば容易に液状にすることができます。
●ひしゃく等ですくってみて、糸を引くように流れれば、 ほぼできあがりです。