錆びにくく扱いやすい ステンレス製のかきベラ 新発売 【8,800円(税込)以上で送料無料!】
この選び方は、陶芸で使う材料や用具がよくわからない、初中級者向けの方法です。
全工程を読んでいただくと、やきものをつくる大まかな流れが理解できると思います。
ただし、陶芸には様々な手法がありますので、全工程を必ずしも行う必要はありません。必要に応じて工程を選んでいってください。
市販されている粘土は、各地の粘土が簡単に手には入りますし、工場で使い易いように調整してあります。
それぞれの粘土によって特性があり、適した焼成温度も違えばろくろで挽き易い粘土、手びねり向きでろくろ成形には向かないものなどがあります。
陶芸.comでは粘土は扱いやすいように、全て10kg単位での梱包に統一しておりますので、色々な粘土を試して創作の幅を広げて下さい。
粘土をブレンドして自分のお気に入りの土を作るのも、陶芸の楽しみの一つです。
購入した粘土の硬さを、手びねり・タタラ・ろくろと成形方法や用途に応じて調整します。
・粗練り…荒練りとも表現しますが、粘土を軟らかくするために、最初は粗練りで良く揉みます。
・菊練り…菊練りは粘土の中の空気を抜き、粘土の中に気泡が残らないようにするためにおこなう、仕上げとしての練りです。
・粗練り
粗練りを機械でおこなう方法としては、常圧式土練機を使います。
陶芸教室のように大量に粘土を使う場合や、個人でも大作を作るには土練機を使用すると楽に大量の粘土を粗練りできます。
・菊練り
菊練りまで機械でおこないたい時は真空式土練機を使うと、土を練ると同時に粘土の中の空気を真空ポンプで吸い出すことにより、菊練りまで完了してくれます。
非常に楽で助かりますが、機械そのものが大型で価格も高くなります。
好みの色の粘土を使いたい場合は、白や淡い色の粘土に練り込み絵の具を混ぜると、自分の好みの色土ができます。 また、この色土何種類かを練り合わせると、縞模様・市松模様・うず巻き模様の面白い風合いの作品を作ることができます。
古くて固まってしまった粘土や、失敗した作品の粘土は粉砕して粉状に戻し、もう一度水を加えて練れば粘土として再生できます。 粘土も大事な資源ですし、お金の節約のためにも是非再生し有効活用するようにして下さい。