- 焼成温度目安・・1230~1250℃
釉厚さ・・・・・0.8mm
焼成適性・・・・酸化・還元
特徴・・・・・・鼠色に発色する志野釉です。下掛け用のサビ呉須(200g)がついています。
水添加量目安・・1kg:900ml
ボーメ度・・・・56
鼠志野釉は、生素地にサビ呉須を施し素焼きした後、その上に鼠志野釉を釉掛けし焼成すると、下のサビ呉須の影響で渋味のある黒茶色の釉調になり落着きのある作品が出来上がります。
<使用方法>
(1)成形した生素地に下掛け用サビ呉須を水で溶かし、刷毛塗りか、浸し掛けします。
サビ呉須の厚さによっても鼠志野釉の感じが違ってきます。
素地に抜き絵などの模様を施しておくと良いです。
(2)サビ呉須をかけ乾燥させて素焼きします。
一度素焼きされた素地に、サビ呉須を塗られてもいいですが、その場合も再度素焼きされた方が無難です。
(3)素焼きが出来ましたら、その上に鼠志野釉を上掛けして焼成します。
この民芸釉薬シリーズは各地方の民芸的焼き物として知られている釉薬で、その地方の風土に合った味わいのある釉薬です。
調合済みの粉末釉薬ですから、長期間の保存ができ、使用時は水で溶き攪拌するだけです。
比較的発色しやすいように設計された釉薬ですので、初心者から上級者まで幅広くご利用いただけます。
メーカーお取り寄せ品のため、ご注文からお届けまで約1週間~10日程かかります。