- 調合した釉薬の、濃度や比重を計るために使用します。
- ■基本的な使い方
比重計の黒い粒々の入ったほうを下にして、釉薬 に差し入れます。
静かに手を離すと比重計が自立しますので、 釉薬水面が比重計のメモリのどの位置にあるかを読み取ります。
メモリは2種類ついていますが、0~70のメモリで40~50くらい にあれば適正です。
数字が少なければ、「比重が軽い(薄い)」と なります。透明釉はやや数字が少なめに調整します。
数字はあまり細かいことにこだわる必要はありません。
釉薬の厚みは濃度だけではなく、素焼素地の吸水性、 浸ける時間によっても変わるためです。
ご自身のやり方に合せて、適正な厚みがつく比重数値を記録し ておくと、後々便利です。