- アルミナコーティング粉末です。窯壁面・棚板の補修にお使いいただけます。水で溶き刷毛で塗布します。
- 炎による窯内部のひび割れや、壁面の酸化による崩れなどを防止し、窯の耐用年数が増加し経済的です。
<棚板修復の方法>
棚板の釉薬が流れた部分を剥がし、水で溶いたアルミナを、筆などで剥れた部分に塗布します。溶き具合は、お好み焼きの生地くらいのとろみのある状態が最適です。
塗布した後は、平らなもので練らし(あまり強くこすると剥れます)、乾燥後、本焼きに使用すると定着します。
- ◆アルミナは一度に全部溶かず、使用する量に応じて、溶いてください。余ったものは、水を加えると再利用できますので、小型のタッパなどに保存しておきます。
よくある質問
Q. 『アルミナ 粉末 CMC入り』と『コーティングアルミナ (粉末)』の違いは何ですか。
A. 本焼き焼成後に定着するか否かの違いがございます。
『アルミナ 粉末 CMC入り』は本焼き焼成後は定着せず粉状になりますので、都度払い落とすことができます。 棚板と釉薬のくっつき防止の他、蓋物の接地面や道具土にまぶすなどの用途に使用されます。
『コーティングアルミナ』は本焼き焼成することで定着しますので、棚板のアルミナがすり減った際に補修する他、炉内壁面の酸化によるくずれなどの損傷防止などに使用されます。