- 焼成温度目安・・1180~1260℃
釉掛量目安・・・普通 (0.7~0.8mm厚を普通として)
焼成適性・・・・酸化・還元
特徴・・・・・・粉引きという技法に使用できます。「白化粧」に比べより白が強くでます。「刷毛目化粧」と似た化粧泥です。
- この化粧泥シリーズは電気窯でも焼成しやすいように、1230~1240℃で熔けるように開発されています。赤い粘土しかなかった時代に、白い器を作るために先人達が考案した、歴史ある技法の化粧掛けに使用します。
化粧掛けの技法には、刷毛目・櫛目・粉引・三島手など様々な陶技があります。
化粧泥は釉薬とは違い、施したそのままのテクスチャーが残ります。
よくある質問
Q. 『白化粧(液体)』、『粉引化粧(液体)』、『刷毛目化粧(液体)』の違いは何ですか。
A. 各種「白」の化粧泥の違いと特徴は以下のとおりです。
■『白化粧(液体)』
・色味:ややベージュっぽい柔らかな色味
・質感:焼き上がりはつるっとしている
・用途:下絵を描くのに適している
・粘性:サラッとしている
■『粉引化粧(液体)』
・色味:白さが強い
・質感:焼き上がりはやや粉っぽい肌合い
・用途:粉引き技法に最適
・粘性:サラッとしている
■『刷毛目化粧(液体)』
・色味:白さが強い(粉引化粧に近い)
・質感:焼き上がりは粘土肌
・用途:刷毛や筆で模様を描くのに最適
・粘性:ドロッとしている