木灰・ワラ灰
長珪石を熔かしたり、逆に溶けを抑えて白濁させる働きをする釉薬原料です。
天然のものは成分が常に安定しませんが、合成のものは天然灰の成分を分析し
人工的に作られたもののため、安定しています。そのままでは使えません。木灰(
イス灰・松灰など)は主に長珪石を熔かすのに使います。逆に草灰(ワラ灰・籾灰)
は溶けを抑えたり、釉を白濁させる働きを持っています。天然灰には鉄分が若干
含まれますので、木灰仕立ての釉薬は意外な焼き上がりを楽しむことができます。15件あります
15件あります